2021年秋、私は基本情報技術者試験を受けました。
2021年秋基本情報技術者試験の結果
結果は、不合格。
その時の悔しさは、今でも忘れることはできません。
試験を受けてみて思ったのは、とにかく事前準備が不十分であったということ。
今回はなぜそう感じたのか自身の体験をベースにお話していこうと思います。
- IT未経験で初めて試験を受けるけど、どんな感じで受けるのかわからない
- 事前になにか対策しておいたほうがいいことを知っておきたい
基本情報技術者試験の流れと感想
基本情報技術者試験試験当日のブログ主の行動
試験当日の試験開始までの流れをざっくり解説しようと思います。
- 家を出発
- 試験まで時間をつぶす
- 会場に到着
- 受付
- 試験説明を受ける
ここからは、具体的にどのように行っていくかを私の体験を踏まえて説明していきます。
家を出発
試験前日は焦りからほとんど眠らずに試験対策に没頭。
朝は寝様が悪く、最悪のスタートでした。試験準備も当日に慌ただしく済ませ家を飛び出したのです。
試験時間まで時間をつぶす
試験会場付近に到着。
しかし試験開始まで2時間程余裕があったため最後の追い込み学習を開始。
試験開始30分前には学習を止めてカフェを出ました。
試験会場まで5分ほどで到着予定でしたが予想以上に時間がかかり、走ることになってしまいました。
会場に到着
なんとか会場がある建物に到着。しかし安心したのも束の間、あることに気づきます。
試験会場が建物のどこにあるのか確認していなかったのです。
あわてて確認書を見て会場のある階数を確認。大急ぎで試験会場に向かいました。
受付
会場に入ると、まず目に入ったのは受付カウンター。
スタッフの方が待機しており、冷たい視線を私に向けてきました。
冷たい視線で、私は当日のルールを思い出しました。
- 試験開始15分前には受付を済ませなければならない
しかし、私が受付についた時刻は、試験開始10分前だったのです。
私は息を整えながら受験時間と名前を話し、確認書と身分証明書を提出。
その時、スタッフからある注意を受けました。その内容を簡単にまとめると以下の内容です。
- 現在、試験開始前10分です。
- 本来は15分前に集合しなければいけません
- 試験についての説明する時間が必要だからです
- 本当なら受験を受けられないぞ
- 今日は人が少ないから不問とするが、次回はないからね!(ニッコリ)
説明してくれた女性は、口元は笑っていました。けれども、目はちっとも笑っていなかったのです。
震え上がりました・・・。
しかし、何も文句を言えません。悪いのは、私なのですから。試験会場が建物のどこにあるのかを事前に把握していなかったことがいけなかったのです。
大変反省しております。受付のお姉さん、スミマセンでした。
基本情報技術者試験の説明を受ける
試験を行う際、これをやってはダメだと書かれたラミネートを手渡され、確認してくださいと促される。
文章としてはそれほど長くなく、当たり前のことが書かれていました。(正直なところ、細かいことは覚えていません)
1分程で目を通す事ができます。
私の場合、緊張し過ぎてすぐに書いていた内容を忘れました。
指定のロッカーに荷物を入れる
説明を受けたら、自分の荷物をロッカーの中に入れよう促されました。
指定されたもの以外の試験会場への持ち込みは禁止されています。ポケットの中など、しっかり確認しましょう。
基本情報技術者試験で使用するPCまで誘導される
試験を受けるPCまでは試験監が誘導。
会場に入ると、すでに20人ほどの方がブースごとに区切られたスペースで試験を受験中。
張り詰めた空気の中、自分の座席に移動しました。
基本情報技術者試験開始
座席につくと、あとは自分のタイミングで試験を開始です。
スタートボタンが画面上に表示されていますので、マウスを操作してスタート。
操作方法の簡単な説明を読んだ後、問題をといていきました。
基本情報技術者試験結果(スコアレポート)の確認
張り詰めた空気の中、すべての力を出し尽くして試験終了。
正直なところ、問題を半分解いたところで多分ダメだろうと感覚的にわかりました。
それでも、もしかしたらという僅かな希望を抱いてスコアレポートを検索。
結果は55点、この時点で不合格が確定しました。
基本情報技術者試験を受けて失敗したと感じたところ
試験を体験して失敗したなと感じたことがいくつかありました。
- 早めに睡眠を取らなかった
- 会場の正確な位置を把握していなかった
- 会場までの道のりにかかる正確な時間を見誤った
- 試験開始15分前に受付に到着できなかった
なかなか多いですね。
結果がうまく出なかったのもうなずけます。
学習も準備も至らないことが多かったです。
失敗から学んだ基本情報技術者試験前に準備しておくべきこと6選
試験を受けてみて、私自身が身を持って体験したことでこれを抑えておけば準備はバッチリだと思えることをまとめました。
基本情報技術者試験前日に準備しておく物をチェックする
必要な最低限のものをまとめておきました。ぜひご活用ください。
- 身分を証明するもの
- 確認書(WEBにて印刷しておくこと)
- 参考書
- 学んだことをまとめたノートなど
- マスク
特に、確認書は慌てていると見落としがちです。必ず試験前日には印刷して準備をしておきましょう。
↓確認書(私が実際に使用したものです。)
基本情報技術者試験会場までの道のりチェック
試験当日になってあわてて調べていては平常でなくなってる精神に拍車をかけてしまいます。
前日までには試験会場の位置や建物の名称、公共交通機関の時刻や車であれば経路を明確に調べておきましょう。
その際、必ず移動にかかる時間を割り出しておくこと。
その時間から逆算して出発時刻を決めましょう。
試験開始まで時間をつぶす場所を決めておく
早めに家を出発しても、どこで待機しておくかを決めておかないと最後の学習のツメ作業ができなくなります。
当日に焦ることにも繋がりますので、こちらもあらかた調べておきましょう。
当日の安心感に繋がります。
カフェなどで時間をつぶすことになると思いますが、周りの雑音には要注意。試験前の最後の追い込みの邪魔になります。
精神的にも安定したいと思いますので耳栓やノイズキャンセリング付きのイヤホンを持っておくのがおすすめです。オススメなのを貼っておきます。
余裕を持って家を出る
試験当日は、最後の見直しなどを行いたいところ。
精神的な余裕を持つことも考慮に入れると、最低でも1時間前には会場付近で待機しておくことをオススメします。
そのためにも、ギリギリになって自宅を出発するのではなく早めの行動を心がけましょう。
時間があれば基本情報技術者試験会場の下見に事前に行っておく
試験前に時間が取れるようでしたら、実際の会場となる場所まで下見に行ってみることを強くオススメします。
歩いてみると、目算よりも時間がかかって慌てることになる可能性があります。(私のように)
時間に余裕があれば確認しておきましょう。
試験会場には試験開始15分前にかならず到着すること!
当日は試験開始15分前にかならず受付を済ませましょう。
最悪の場合、受験できなくなってしまいます。受付を行う前にトイレなどを済ませた状態で会場入りを行ってください。
試験後はスコアレポートを見ることができるのですぐに確認
※上記の画像はメールアドレスに実際届くスコアレポート確認用のメール内容です。
試験終了後、自己得点を確認することが可能です。
渡しの場合、試験終了後から約10分後に確認用のメールを受信しました。
詳しい手続きなどは別記事にて説明しておりますのでそちらをご確認ぐださい。
スコアレポート:試験の得点が記載されたレポート。試験が終わったら確認することが可能。
まとめ
今回の試験は事前準備がおろそかであったため、良い結果を出せませんでした。
しかし、ここに書いたことを踏まえてしっかり準備を整えれば次回の試験では合格はグッと近づくと思います。
これから受験を検討している方や、また新たに挑戦しようとしている方にこの記事が役立てれば私の失敗も捨てたものではありません。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
細かい学習方法を書いた記事もありますので、是非そちらも参考にしてください。
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