2022年に受けたも試験結果を発表できていなかったので、今更ながら投稿します。当時の心境を踏まえ、振り返って行きます。
まずは結果報告から。


3度目の挑戦での失敗で自信喪失

不合格が確定したとき、私は自分自身に心底嫌気が差しました。
毎日毎日、努力したにもかかわらず成果が出ない。本当にどうしようもない自分・・。
SNSで勉強の成果を日々配信しているにも関わらず成果に結びつかない。
これはつまり、私の能力の問題か、あるいは勉強の仕方が根本的に間違っているかのどちらかです。
しかし、それを受け入れられず、問題の難易度、試験時の体調のせいにして現実逃避。なんとか正当化しようとしていました。
そうすればするほど、ますますみじめで情けないことが浮き彫りになっていくのです。
どんなにごまかそうと、本当は自分が駄目だったと自分自身が気づいているから。
そんな精神状態から、一時は学習そのものから逃げ出していたのです。
排他的な精神でふてくされていたとき、わたしに転機が訪れました。
挑戦している仲間との出会い

そんなとき、基本情報技術者試験に挑む方々に出会う機会がありました。
正確には、私が孤独な勉強に耐えられず自ら参加したのです。それだけ、私は学習に不安を感じていたのです。
参加していくに連れて、徐々に打ち解けていきわからない問題や疑問を互いに教え合うように。
私も、自然と分かる問題は答えてるようになっていきました。
参加するグループの中では、私は最も試験で点数を取っていたようで教えることが頻発。そうしていくうちに、ある考えが私に芽生えてきました。
(あれ、もしかして俺って結構できるんじゃね・・・?)
そうなると単純なもので、自分への不信感や試験への恐怖心がなくなっていきました。私ってホント単純。
よくよく考えてみたら、質問されて疑問をしっかり答えられることなんて、私の人生の中ではほとんど経験したことがなかったのです。
うれしくなり、必死に疑問に答えていると勉強をもっとやってみようと思う好循環な状態になっていきました。
一人での戦いは視野が狭くなりがち

一人で勉強していても、成長を比較するものがないと自分がどの程度伸びているのかわからないものです。
例えば、植物を想像してください。
一株だけ育てていては、うまく育っているのかどうか比べるものがないためよくわかりません。しかし、他にも同様の植物をいくつか育てていれば、発育状況を比べられます。
均等に育てているつもりが、日陰ができておりうまく育っていないものがわかったり、水のやり方が雑でうまく育っていない植物を特定できるのです。
あとは、足りない部分を補ってやればうまく成長できます。このように、比較対象はうまく発達するには欠かせない存在なのです。
足りない部分は、孤独の解消と成長のバロメータ

いろんな仲間に囲まれて、私は自身が孤独であることと、成長していることを客観的に判断できるデータが必要だと考えました。
孤独な部分はなるべく努力している仲間と一緒に勉強することで解消。客観的データに関しては、Excelに日々の学習記録を残し、進捗を数字で書き込むようにしました。
特に、数字で客観的に進捗状況がわかるということは精神衛生上たいへん良かったと言えます。
そもそも、不安になるのはいま現在の状態を自身で把握できないこと、つまり情報が不足している状態から来ていると私は考えています。
情報がない状態でいくら考えても、結論や答えにはたどり着きません。結果としてただ「悩む」という状態が続き、それが漠然とした不安に結びついているのです。
その不安を解消する最大のポイントは、「事実を客観的に目視する」こと。そうすれば自分の状態が情報として頭の中で把握できるため、安心します。
Excelを普段から使っていない場合は記録するのに手間がかかって最初はしんどいかもしれませんが、記録を取ることをおすすめします。
ネットの情報だけでなく、自分自身での工夫が大切

ネットには合格者の様々な勉強法が多く開示されています。しかし、そのやり方をそのまま真似るだけではうまくいかないことに出くわします。
そんなときは、ネットに頼るのではなく、「自分でどうするかを考える」ことも大切です。自分に合っていることは自分にしかわからないからです。
創意工夫をこらしてなるべく自分にとって戦いやすい状況や環境を整えていかなくてはいけません。
私の場合はメンタル的な部分が弱く、いつも切羽詰まった状態になると体調を崩しやすくなります。健康を崩しては無理して学習することもできません。
メンタルを健全に保つために以下のことを必ず実行しています。
- 現状の客観的確認(Excelでの進捗記録、やるべきことの見直し)
- 睡眠時間の確保(夜はなるべくスマホにさわらない)
- 運動(ウォーキングとランニング)
- リラックスの時間を作る(サウナ、半身浴、日光を浴びる)
無理ができるのは健全な肉体と精神があることが大前提。そもそも、体を壊すほど努力をしてはいけません。
肉体が壊れない程度を心がけるのです。どうしても机に向かえない日は、1分でもいいので学習する。学習が継続できていれば勉強しなかった罪悪感も、モチベーションのダウンも防ぐことができます。
自分流の小さな工夫の積み重ねが福利的に重なって良い結果を生み出すので、騙されたと思って日々小さく改善と工夫を重ねてみてください。きっとうまくいきます。
まとめ
いろんなことを書いたのですが、当時は試験に落ちています。(4度目の受験で合格しました。)
合格した際の得点と感想はコチラ!

しかし、当時から諦めずに小さくコツコツ続けて学習していたからこその結果だとかんがえています。
階段を上がるときでも、一段づつしか登れないように、結果を出すまでは努力を積み重ねる以外に方法はありません。
結果がうまく行かなくても、その時の経験を糧に次の試験に活かせる何かを見つけ、工夫を重ねていきましょう。
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